ナマステ!!
ヨガおじさんがヨガをやっていることを伝えるとよくある反応が『ヨガやってみたいけど、カラダが硬いから無理っ!』です。
これは大きな誤解です。カラダが硬くてもヨガできます。むしろカラダが硬い人こそヨガをやるべきと大きな声でヨガおじさんは伝えたいと切に考えています。
ヨガというとどうしても人間離れした柔軟性が求められるポーズが頭に浮かぶので『カラダ硬いから無理っ』となるのかと思いますが、極端な柔軟性が求められるのはごく一部のポーズでですし、山のポーズにようにポーズによってはほとんど柔軟性を求められないものもあります。
両腕を挙げた山のポーズ |
ヨガに限らず何であれ、何かを習得するのには、初めのうちは簡単なものから取り組んでいって、だんだんと難しいものに挑戦していく道筋が一般的です。ヨガもまさにその通りで、簡単なポーズから始められるようになっています。またヨガを続けるうちに柔軟性が高まり、ヨガを始めた当初はできなかったポーズができるようになってきます。こう考えてみると「カラダ硬い=ヨガ無理っ」というのは「楽譜が読めない=ピアノ習えない」という図式のように見えます。「楽譜が読めない・・・だからピアノを習う(楽譜の読み方も含めて)」ということで考えれば、「カラダが硬い・・・だからヨガを始める(柔軟性高まる)」とすっきりするのはでないでしょうか。
ヨガを始めた当初のヨガおじさんは前屈に関しては比較的柔軟性が高い方(立ったまま床にべったり手がつく)でしたが、その他の動作や部位に関しては柔軟性が不足しているところも多々ありました。
例を挙げると、肩関節が硬くて、背中の後ろで手をつなぐ、股関節が硬くて座禅の座り方(ヨガでは蓮華座と呼びます)ができない、太もも前面の筋肉が硬くて正座ができない、などなど。
蓮華座(両方の足を太ももの上に乗せる座り方) |
どれも子供のころは苦もなく自然にできていましたが、おじさんになってから、いざやってみるとカラダが錆びついて全くできなくなっていました。でもヨガを続けるうちに錆は落ちていきました。ヨガの偉大さを実感します。また、子供のころは出来たのに・・・というだけにとどまらず、子供のころは出来なかったけど、おじさんになって始めたヨガでできるようになったポーズもあります。
前後開脚のポーズ |
『硬いカラダをなんとかしたい』、『子供のころにできたポーズや動作をできるようになりたい』といった方こそ、ヨガを始めてみましょう。
ただし、世間のイメージよりもヨガにはケガの危険性がありますので、くれぐれもカラダに無理のないように慎重に進めてください。
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