2022年5月31日火曜日

アラフォー男子におけるヨガの始め方~ヨガスタジオ編~

ナマステ!

アラフォー男子におけるヨガの始め方はいろいろありますが、今回はヨガスタジオでレッスンに参加してヨガデビューする~ヨガスタジオ編~をご紹介します。


ヨガスタジオの体験レッスンでヨガデビュー!!

 多くのヨガスタジオ(教室)では、入会する前にお試し価格で受けられる体験レッスンが用意されています。また、体験者(ヨガ初心者)には手厚くフォローしてくれるスタジオ(教室)も多く見受けられますので、アラフォー男子がヨガデビューするには良い環境と言えます。でもこれからヨガを始めようというアラフォー男子には「どうやってヨガスタジオを探したらいいのか?」「どうやって体験レッスンを申し込んだらいいのか?」といった疑問や不安があるかもしれません。また「男なのにいきなりヨガスタジオへ行くなんて・・・」と心理的な壁があるかもしれません。そこで、ヨガスタジオの体験レッスンでヨガデビューするための手順について説明します(*ネットでの情報収集を前提にしています)。


ヨガスタジオを選ぶポイント

まずは、体験レッスンを受講するヨガスタジオを選ぶポイントを整理しておきましょう。なお、ここでの体験レッスンのヨガは「ホットヨガ」もしくは「常温ヨガ(ホットヨガのような高温多湿設定ではない)」の区別は特にしていません。それぞれの良さがあるのでどちらでも興味のある方、もしくは両方を体験してみてください。

 ①男性参加OKなスタジオであること

 ②初心者が体験受講できるレッスンが用意されていること

 ③自宅や勤務先などの生活圏内にあること

 ④自分の都合の良い曜日や時間に体験参加できるレッスンがあること

それぞれのポイントを見ていきましょう。


①男性参加OKなスタジオであること

ヨガスタジオによっては女性専用のブランド展開をしているところもありますし、スタジオ(教室)ごと、レッスンごとで女性専用になっているところもあります。その他の条件が合致していてもこの①が満たされていないとどうしようもありませんので、はじめに確認しておきましょう。ありがたいことに、最近は徐々に男性のヨガ愛好者も増えてきていることもあってか男性参加OKになっているスタジオも増えてきました。ちなみに以前、ヨガおじさんが体験参加したことのあるヨガスタジオでは、「男性参加OK」でしたが、男性ロッカーはなく、「男性はトイレで着替えてください」というシステムで驚いたことがありました。そういうスタジオにもゆくゆくは男性ロッカーが備わるように男性のヨガ人口が増えることをヨガおじさんは願っています。


②初心者が体験受講できるレッスンが用意されていること 

ヨガスタジオには難易度や体力レベルにより初心者向けのレッスンから中級者、上級者向けのレッスンまでラインナップされていることが多いです。ヨガスタジオによっては、「体験」レッスンが、クラスの内容やインストラクターとの相性を確認するための「お試し」である場合もあります。間違ってレベルの合わないレッスンに申し込んでしまわないために、レッスンの難易度や体力レベルが明記されていたり、通常レッスンの中に「体験OK」などの表記があるものから候補を選びましょう。ホームページに「体験」専用のランディングページが整っているようなヨガスタジオ(ブランド)でしたら安心です。


③自宅や勤務先などの生活圏内にあること

ヨガの良さを一人でも多くの方に味わってほしいヨガおじさんとしては、ヨガデビュー後にできれば、ヨガを習慣化して欲しい。ですので、ヨガを続けるとなった場合、続けやすい自宅や勤務先などの生活圏内にあるスタジオが望ましいです。さらに、忙しい方であればあるほど、いろいろなところでレッスン受講ができる環境が欲しいので、ネットワーク展開しているヨガスタジオ(ブランド)であれば言うことなしです。


④自分の都合の良い曜日や時間に体験参加できるレッスンがあること

②でもお伝えしたようにヨガスタジオのレッスンは初心者向けから上級者向けまでバリエーションに富んでいるところがほとんどです。ビギナーにとっては、初心者向けのレッスンが多く配置されていると参加しやすくありがたいところですが、ヨガスタジオによっては、中級者・上級者レッスンに編成が偏っていることもあります。自分の受講したいレッスンが自分の都合の良い曜日や時間にあるかどうか、事前に確認しておきましょう。


まとめ

アラフォー男子でヨガに挑戦したい方は、お伝えしてきたポイントを中心にヨガスタジオを選ぶと失敗しにくいヨガデビューができるのではないでしょうか。いろいろと考えたり調べたりするのが大変だなぁ、という方は、ヨガおじさんがいくつかのヨガスタジオを体験利用した経験からおススメするコチラ【zen place yoga】はいかがでしょうか。

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2022年5月29日日曜日

おじさんこそヨガをはじめよう


ナマステ!
ヨガおじさんです。
今回は、おじさん視点からおじさんこそヨガをはじめるべき理由についてご紹介していきます。ただし、あくまでヨガおじさんの100%主観に基づきますので、あらかじめお断りしておきます。

①思考がクリアになる

ヨガをはじめた初期段階でも、ポーズや呼吸法を実践できるようになれば「思考がクリアになってきます」。
ヨガおじさんとしては、ポーズや呼吸法に意識を集中することで、一種の瞑想状態に入れること、血流がよくなったりなどの生理的現象で「思考がクリアになる」成果を得られるのではないかと考えています。
著名なビジネスパーソンが毎朝の習慣として瞑想を取り入れている例は多数知られていますが、根っこは同じだと思われます。
ヨガおじさんは毎朝、仕事の前にヨガをやって、頭をすっきりさせます。その思考がクリアなうちに一日のスケジュールとやることリストを確認します。そうすると一日のビジネス効率が格段にアップします(するような気がします)。また、その時抱えている課題解決のヒントやアイデアが閃くこともありますので、一石二鳥ですね。

思考をクリアにするのに
特におススメの『下向きの犬のポーズ』


忙しい毎日の中で効率よく仕事を進めたい。そういう役割が求められる世代のおじさんにこそ、ヨガで思考がクリアになるを実感してもらいたいものです。

②体調がよくなる

「体調がよくなる」と大雑把に書きましたが、特に次の2つを実感しています。

 ・肩こりや腰痛などの軽減
 ・免疫力アップ(?)により風邪をひきにくくなった

デスクワークやPC作業の多いおじさん世代ににとって肩こりや腰痛はビジネス効率を低下させる大きな要因ですね。症状の大小の差異はあれど、多くの方が悩んでいるのではないでしょうか。ヨガを始めるまでのヨガおじさんも例にもれず肩こりや腰痛に長年悩まされていました。仕事が立て込むと肩こりや腰痛が激しくなり、よくマッサージに駆け込んでほぐしてもらったものです。
でも、ヨガを始めるようになってから、いつの間にか肩こりや腰痛が和らぎ、自覚症状が出ても前ほど「ツラい」痛みや違和感になることはなくなりました。また、ヨガを続けることによってカラダの動かし方のコツが分かってくると、肩こりや腰痛が出ても自分で対処できるようなりましたし、無意識に肩こりや腰痛を予防するような動きや姿勢を出来るようになりました。

また、免疫力アップ(?)によって風邪をひきにくくなりました。専門家ではありませんのでヨガ=免疫力アップを言い切るのは気がひけます。
なので、あくまで個人の実感としての話ですが、ヨガを続けることで風邪をひきにくくなったことは確かです。以前は、人並みに風邪をひき、医療機関や市販薬にお世話になっていたのですが、ヨガを続けて、いつのころからか、風邪をひいて熱や鼻水、喉の炎症・・・といったツラい症状からは無縁になりました。今は『あれ?ちょっと体調おかしいな』くらいで済んでいます。
体調不良はビジネス効率の大敵。働き盛りのおじさんにこそ、ヨガで体調がよくなるを実感してもらいたいものです。

③初対面の方に覚えてもらいやすい

おじさん世代になると、仕事上でいろんな初めての方に会う機会が多いのではないでしょうか。仕事によってはいかに初対面でインパクトを与えて顔と名前を覚えてもらうか!が重要だったりしますよね。でも、めちゃくちゃ容姿や名前に特徴があるような方でなければ、初対面でインパクトを残すのって難しいものです。逆の立場でも、後日「名刺をもらってるけど、この人誰だっけ?どんな人だっけ?」ということがどうしてもあります。
ヨガおじさんもごくごく特徴のないおじさんなので、なかなか覚えてもらいにくかったのですが、初対面の方へ挨拶がてら、「日課でヨガをやってる」ことを伝えるようにしてから、覚えてもらいやすくなりました。『おじさんでヨガをやっている』というちょうど良いマイノリティ感がインパクトになるようです。「女性が趣味でゴルフやっています」というと印象に残りやすいのと同じ構図ですね。
これが「ヨガ」というメジャーな世界に「おじさん」というマイノリティが紛れ込んでいる意外性がちょうど良いのだと、おじさんは見立てています。
「ヨガ」というワードに相手がノッテきたら、背中で手を繋げますか?などと実例を見せながら話を広げてアイスブレークにしてしまいます。これはほとんどの方が実際にやってみようとしてくれます。

背中で手を繋げますか?


ここまでくれば、かなりの確率で覚えてもらうことができます。社名や名前で覚えてもらってなくても「あぁ~、あのヨガの・・・」となりますので、その後の商談がスムーズに進みやすくなります。
初対面の方に如何にインパクトを与えるかがビジネスの鍵。おじさんにこそ、ヨガで初対面の方に覚えてもらいやすいを実感してもらいたいものです。


④日常会話のネタに困らない

ヨガおじさんがヨガを続けているうちに、日課でヨガをやっていることを自然と周囲の方に知ってもらうようになってきました。そうするとヨガを起点にいろんな会話に発展しやすいので、日常会話のネタに困らなくなりました。

 ・「カラダ硬いけどヨガできるかな?」
 ・「どうやったらカラダを柔らかくできる?」
 ・「ヨガやったら痩せますか?」
 ・「腰痛対策ってヨガでできるの?」
 ・「ヨガはどこで習ってるのですか?」

などなど、ヨガは世間の関心は高いものの、まだ未知なるものという部分も残っているので、みなさんのハテナ?も多く、職場やその他の場面で気を使ってこちらから話しかけなくても、自然と質問を多く受けますので、会話のネタは尽きません。しかもありがたいことに老若男女がストライクゾーンなので、相手を選ばなくて済みます。鉄板ネタと言ってよいでしょう。そういったところにもヨガの懐の広さを感じます。
そう言えば、ヨガおじさんが社会人一年生だった時に当時の上司から、「慣れた取引先でも商談に行っていきなり仕事の話をしてはダメ。まずは世間話からはいるように」と教わりましたが、当時のヨガおじさんは今のように『ヨガ』という鉄板ネタを持ってなくて苦労したことを思い出します。
あの頃の自分に「ヨガやってみるといいよ」と教えてやりたいです。
職場でも商談でもコミュニケーションが大切。おじさんにこそ、ヨガで日常会話のネタに困らないを実感してもらいたいものです。


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2022年5月21日土曜日

「マインドフルネス」って興味あるけどよくわからないのでgoogle社で研修プログラムを開発した第一人者の書いた本を読んでみました

 ナマステ!

ヨガおじさんです。

最近、よく耳にするマインドフルネス。

興味ありませんか?

言葉はよく聞くものの・・・「マインドフルネスってこうだ!」と説明できる人は少ないのではないでしょうか。ヨガおじさんもそうです。

マインドフルネスのことを良く知りたくて、本を読んでみました。

『サーチ・インサイド・ユアセルフ』チャディー・メン・タン著(英治出版)

2022年5月現在、文庫版は出ていないようです


『世界一幸せな人はどんなふうに見えるだろう?』という書き出しから始まる同書は、Google社でマインドフルネスをベースにした情動的知能を高める研修プログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ」を開発したマインドフルネス普及の立役者によって非常に丁寧にわかりやすく書かれています。

わかりやすいのですが、丁寧に書かれているがゆえ、350ページを超すボリュームになっているので、一度読んだだけでは全然消化できませんでした。今でも折に触れ、何度も読み返すようにしている愛読書の一つです。

で、マインドフルネスって何?かを説明できるようになったかというと・・・
ヨガおじさんの理解は物凄く怪しいのですが、ものすごく雑に言うと、マインドフルネスはイコール瞑想です。瞑想するため、もしくは瞑想を深めるためのアプローチのひとつ。
ヨガや座禅とゴールは同じです。大きな違いがあるとすれば『サーチ・インサイド・ユアセルフ』を読む限り、ヨガが瞑想に対して、実践的アプローチに重きを置いているのに対して、マインドフルネスは脳生理学などの科学的アプローチに重きを置いている点でしょうか。
たとえば、瞑想をする時、または瞑想を習慣的に行った場合に起こる、脳の電気的変化や器質的変化などの研究や知見が「サーチ・インサイド・ユアセルフ」のプログラム開発に大きく寄与しているようです。

堅苦しい研究の話だけでなく、マインドフルネス瞑想を実践する方法についても紹介がされています。「①呼吸をたどる」⇒「②気が散る」⇒「③再び注意を集中する」⇒「①呼吸をたどる」⇒「②気が散る」⇒「③再び注意を集中する」⇒以下、①②③を繰り返す。これがマインドフルネス瞑想のプロセスモデルとして紹介されています。
もちろんこれだけでは、初心者にピアノを弾く方法を「①ピアノのふたを開ける」⇒「②楽譜を読む」⇒「③鍵盤を押さえる」と説明するようなもので、到底、瞑想ができるわけではありません。
きちんとサポートとして、姿勢や呼吸、具体的な練習方法についても紹介されていますので、マインドフルネス瞑想に興味をお持ちの方はぜひ参考にしてほしい一冊です。



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2022年5月20日金曜日

仕事の合間にプチヨガしませんか

 仕事の合間にプチヨガ

ナマステ!ヨガおじさんです。



突然ですが、みなさんは長時間のデスクワークやだらだらと続く会議の合間にどんな気分転換をしていますか?コーヒーや紅茶などの飲み物でリフレッシュするのも良いですが、血流を良くするプチヨガもおススメです。でも、デスクや会議室の人目があるところでやるのは恥ずかしいかもしれませんね。オフィスの環境にもよりますが、人目につかないデッドスペースなどを見つけられたら是非チャレンジしてみてください。





仕事の合間にプチヨガをするメリット5つ

仕事の合間にプチヨガをする主なメリットを見てみましょう。
  • 特別な道具がいらない
  • 着替えなくてもできる
  • 2、3分の空き時間でもできる
  • 凝り固まったカラダをほぐすことができる
  • アタマもココロもリフレッシュ
ポーズにもよりますが、マットなどの道具は不要、着替えも不要(服装はおじさんのオフィスカジュアルを想定しています)なポーズを今回はご紹介します。

どのポーズもゆったりとした呼吸を5回分を目安に同じ姿勢をキープしますが、息を止めたり、姿勢をキープしても浅い呼吸しかできない場合は、キープ時間やポーズをやりやすい強度に変更しましょう。

比較的やりやすいポーズをチョイスしていますが、普段運動習慣のない方は、くれぐれもカラダに無理ないようお願いします。


仕事の合間のプチヨガ おススメポーズ<半分の前屈>

半分の前屈

マットを用意できないオフィスでの前提なので、衛生上の観点から手は床につかなくて、寸止めで大丈夫です。そもそもカラダが硬くて「手が床につかない」という方は出来る範囲で前屈してください。太ももの裏側が気持ちよく伸びればOK。

このポーズは、下半身の血流を促進し、デスクワークで丸まりがちな背中を伸ばすことができます。


仕事の合間のプチヨガ おススメポーズ<深い前屈>

深い前屈

半分の前屈が楽々できる方向けです。ただし、上半身を下半身に引き寄せるには、太ももの裏側の柔軟性よりもしっかりを腹筋を使うことが求められます。
出来る方は頭頂部を真下に向けるようにやってみましょう。
こちらもマットを用意できないオフィスでの前提なので、手は床につかない、もしくは足の甲を触るでOKです。
無理するとカラダを痛めやすいのでご注意を!

このポーズは、下半身の血流を促進し、デスクワークなどで滞りがちな頭部への血流促進も期待できます。


仕事の合間のプチヨガ おススメポーズ<戦士のポーズ1>

戦士のポーズ1


万歳をした手を頭の上で合わせられるようなら、合わせましょう。合わせるのが難しい場合は、肩幅のままで腕を上げて構いません。また、上の画像では腕を真上(12時の方向)に上げていますが、辛い方は斜め(2時や3時の方向)から始めましょう。
目線は上げた指先を見るようにします。
ゆったりとした5呼吸分キープしたら、左右をの脚を入れ替えます。

このポーズは、肩や首のコリを和らげてくれる効果が期待できるとともに、太ももの前側の筋肉を刺激することで全身の血流促進に繋がります。


仕事の合間のプチヨガ おススメポーズ<戦士のポーズ2>


戦士のポーズ2

戦士のポーズ1に似ていますが、両腕をしっかりと水平に広げ、上半身を正面に対して半身の向きにすることがポイントです。目線は前に伸ばした指先(上記画像では左手)を見るようにします。
ゆったりとした5呼吸分キープしたら、左右をの脚を入れ替えます。

このポーズは、戦士のポーズ1のように肩や首のコリを和らげてくれる効果が期待できるとともに、太ももの前側の筋肉を刺激することで全身の血流促進に繋がります。

ここからはごくごく個人の感想ですが、このポーズがしっかりと決まって目線を指先に定められた時、非常に前向きな気持ちが芽生えます

まとめ

今回は、仕事の合間にできるプチヨガをご紹介しました。
デスクワークや会議などで、疲労やストレスを感じる時に手軽に簡単にできますので、ぜひとも試してみてください。




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2022年5月16日月曜日

40代、50代男性がヨガを始めるべきタイミング!~そのチェックポイント4つ

40代、50代男性がヨガを始めるべきタイミング!~そのチェックポイント4つ

ナマステ!
ヨガおじさんです。

40代、50代男性にありがちな子供のころは出来たのにおじさんになってできなくなっているカラダの動き(動作・機能)について見ていきましょう。該当する方はヨガの始め時ですよよ!

4つのカラダの動き

まずは安全を確保できる広い所で、無理のない範囲で次の動作をやってみてください。特に「これくらい余裕だろ」と感じるような方こそ、くどいですが無理のない範囲でやらないとケガの原因となる恐れがあるのでくれぐれもご注意ください。
  • 足を腰幅に開いて、かかとを上げないでしゃがむ
  • カラダを反らせずに首の動きだけで天井を見る
  • バンザイをして頭の上で手のひらを合わせる
  • 体操座り(三角座り)で床に座る
どうでしょうか。全部できたり、一部だけできたり、様々かと思われます。おじさん度数の高い方はどれもできなかったのではないでしょうか。上に挙げたの4つのカラダの動きは比較的簡単な動作で子供のころであれば多くの方が練習なしで自然とできていたと思われます。ですが、大人になって運動をしない生活習慣が長く続くと上記の4つのような何気ない動きでもできなくなるのが人間というものです。カラダもアタマも加齢によって衰えますが、日常で行わない動作も知らず知らずのうちにできなくなるものです。
でも安心してください。ヨガおじさんもヨガを始めるまでは見事に上記の4つのカラダの動きができなくなっていましたが、ヨガを続けるうちに自然とできるようになってきました。ヨガの本来の目的は瞑想することであり、子供のころ出来ていたのに大人になってできなくなったカラダの動きを取り戻すことではないのですが、より瞑想を深く行うためには有益ですし、何より単純に嬉しいので、そういう観点からもヨガを行うモチベーションに繋がれば良いとヨガおじさんは考えています。
さて、ここで上記の4つの動き、それぞれのできなくなる原因・理由を見ていきましょう。

足を腰幅に開いて、かかとを上げないでしゃがむ


手は床につけずに!


いわゆるう〇こ座りです。
これができない(かかとを上げれば”しゃがめる”のも「できない」判定)、もしくはかかとを上げないでしゃがめても不安定ですぐに尻もちをついてしまう場合、足首が硬くなってしまっています。
対策として、椅子に座っているときに足首をぐるぐる回したり、車のアクセルを踏んだり戻したりするような動きを繰り返してみましょう。


カラダを反らせずに首の動きだけで天井を見る



できる方はもっと天井を見上げるように

デスクワークの多い方、特にノートパソコンでの作業が長時間続く方は、画面を見るために首の骨(頸椎)や胸の骨(胸椎)が斜め下を見続けることに特化して、前傾してしまいがちです。これは環境に適応しているためなので、進化と言えば進化なのかもしれませんが、猫背になるし、肩もコリやすくなるし、あまり良いことはありません。
対策として、長時間のデスクワークの場合、30分に一度くらい立ち上がって腰に手を当て、カラダを後ろに反らす(無理は禁物!)動作を繰り返してみてください。


バンザイをして頭の上で手のひらを合わせる


イラストは片足ですが、両足でOK!

そもそも腕を肩より高い位置に挙げることが日常的に求められていなければ、バンザイすらやりにくいかもしれません。四十肩、五十肩ってやつですね。いわゆる肩甲骨はがしが必要でしょう。
対策として、胸の前で両手から両肘をくっつけて、それを上下動させる動きを繰り返しましょう。肩関節は特に痛めやすい関節のでゆっくり、ゆっくりとやってみてください。


体操座り(三角座り)で床に座る


できる方はすねの前で手をつなぐ


脚を上半身に引き付ける筋肉の力が衰えているのと、腰を丸める力が衰えています。主に腸腰筋(一昔前まではあまり注目されていなかった筋肉ですね)の衰えと捉えてよいでしょう。背中は知らないうちに猫背になって丸くなりやすいのに、腰を丸めるのは難しくなるというのが人体の不思議かつ面白いところです。
対策として、立ったまま片脚ずつ腿上げの要領で脚を上半身に近づける動作を繰り返し行いましょう。

まとめ


4つのできなくなりやすい動きの原因・理由と対策を見てきました。一応、各動きに対して対策を「地味すぎて誰も長続きしないのでは?」という確信のもとにヨガおじさんは記してみました。長く続く方はそれで構わないのですが、ヨガおじさんとしては、もっと総合的にヨガに取り組むことで、自然とできなかった動きができるようになったとなる方が面白いですし、長続きしやすいのではないかと考えています。
今回はちょっと意地悪な書き方になりましたが、みなさんそれぞれに合った方法を試してみてください。


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2022年5月14日土曜日

外ヨガにちょうど良い季節なので、高層ビル群を一望できるリバーサイドでヨガやってきた

 ナマステ!

ヨガおじさんです。

ヨガおじさんの住む地域では風薫る五月は外ヨガにぴったりの季節。久々にヨガマットを持って外ヨガをしてきました。

マリーチアーサナA

高ビル群を向こう岸に一望できるリバーサイド。眺め最高です!
雲が出ていますが気温や湿度もちょうどよく外ヨガには最適の環境でした。普段ヨガおじさんはひっそりと自宅でヨガをしていますが、たまにこうして外ヨガに出掛けます。

外ヨガのおススメポイント
外ヨガのおススメポイントはたくさんあるのですが、敢えて3つ挙げるとすると
  • 室内と比べて開放的で気持ちよくヨガができる
  • 自然や大地、空気を強く感じることができる
  • いつもと環境を変えることで新鮮な気持ちでヨガに取り組める
こんな感じでしょうか。ピクニックやで食べるお弁当がいつもより美味しかったり、バーベキューで食べる焼きそばが妙に魅力的なのと似ているかもしれません。外ヨガに行くたびに、人間は簡単に環境に左右される生き物であるなぁと感じるのですが、ヨガで自分と向き合う時間を過ごすとなおさらその思いが強まります。ヨガおじさんの勝手な解釈では、ヨガを極めるとどんな環境でもお構いなしに自由自在に瞑想にふけることができるはずなので、その境地までは遠い遠い道のりです。と言うよりも、実はその境地までは到底たどり着けないと考えています。ですが、たどり着けないと考えていてもそこを目指すことにも意義があるとヨガを始めてから考えられるようになりました。
さて、何事にも表があれば裏があり、ウラがあればオモテがあります。外ヨガも良いことづくめではありませんので、外ヨガの非おススメポイントについても触れておきましょう。

外ヨガの非おススメポイント
こちらも敢えて3つに絞りましょう。外ヨガの非おススメポイント
  • 天候に左右される(雨、風、雪、気温、湿度など)
  • 虫が飛んでくる
  • 自然環境や人通りにより集中できない(しにくい)場合がある
いかがでしょう。「今日は休みだし朝から外ヨガ行くぞ!」と予定していても、朝起きてみて雨が降っていたら予定変更をせざるを得ませんし、ヨガの途中で場をお借りしているので、本来の住居人(?)である虫たちが飛んできます。飛んでくるのは、アゲハ蝶などの優雅は虫ではなく、蚊やよくわからない招かれざる感じの羽虫たちです。飛んでくる以外にも、気が付けばヨガマットの上にアリが這い上がってくるようなこともあります。虫苦手だな・・・という方は、虫よけスプレーなどの対策をお忘れなく。
あとは、場所にもよりますが、人が通ったり、騒音で集中しにくかったりしますので、そういう時もある!というくらいの割り切りが必要になってくるでしょう。
なお、「外でヨガなんかしたら、通りがかりの人に見られて恥ずかしい」という方へヨガおじさんからの経験的アドバイスです。心配ご無用、通りがかりの人はあなたのヨガに関心はありません。

通りがかりの人はあなたのヨガに関心はありません
ヨガおじさんはこれまでなんども外ヨガをしていますが、通りがかりの人に関心を持たれたことはありません。その気配すらありません。駅や商業施設などの人口密集地であれば、悪目立ちしてしまいますが、公園や河原で外ヨガするのなら大丈夫。今日も多くのランナーや散歩する人がヨガおじさんのそばを通り過ぎていきましたが、注目されている気配は全くありませんでした。
天地開脚のポーズ

開脚前屈のポーズ

見た目にやや派手な天地開脚のポーズや開脚前屈のポーズをしているような時でも、何人通りがかろうか、ちらりとも注目の視線は浴びませんでした。安心してください!見られていませんよ。
一つ注意点があるとすれば、ヨガおじさんはおじさんでしかも地味目なおじさんなので注目されないだけかもしれません。世間的に注目されやすい属性の方は、そうでもないかもしれませんので、多少の割引と言うか割り増し・・・でお考え下さい。
心配な方は一応の防御策として
  • 派手なウェアは避ける
  • サングラスをする
  • コードレスイヤホンをする(音楽は聞いても聞かなくてもどっちでも) 
  • 複数人で行う
などなどお試しください。

外ヨガをするときに必要なものと注意点

そんなこんなで、外ヨガやってみようかなという方に必要なものと注意点を。
<必要なもの>
  • ヨガマット
  • ヨガマットの下に敷くレジャーシートや古新聞
  • 水分補給できるもの
  • 財布やスマホなど貴重品を管理するポーチなど
  • タオルやティッシュ
  • 虫よけ
<注意点>
  • 他の人の邪魔にならないところにマットを敷くこと
  • 大きな石がごろごろしている河原はマットを敷いても痛いので避ける
  • ケガ や体調の変化に気を配り一人の時は特に無理をしない(体調が悪化しても誰にも気づいてもらえない、助けを呼べないなど寄ってこないのリスク)
  • たいていの場合、通りがかりの「人」は寄ってこないが散歩の「犬」は寄ってきたり吠えたりするので、犬の苦手な方はあらかじめご注意を

まとめ

外ヨガについてプラスな情報もマイナスな情報も書いてみました。マイナスな情報について多めになってしまったかもしれませんが、何事も始めるにあたってのリスクは検討しておくべきだと考えた結果です。
外ヨガは何と言っても楽しいですし、総合的にはメリットの方が勝っていると考えておりますので、外ヨガに少しでも興味の湧いた方はぜひ挑戦してみてください。


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2022年5月11日水曜日

ヨガとストレッチのちがい

 ナマステ!

ヨガおじさんです。

ヨガとストレッチのちがい

『ヨガとストレッチのちがい』について質問されることが多いです。ヨガおじさんもヨガを始めるまでは、あんまりちがいをわかっていませんでした。でも、ヨガを続けたり、様々な情報に触れたりしたことで、『ヨガ』と『ストレッチ』には大きなちがいがあることがわかりました。今回はそのことについてお伝えしていきます。

ストレッチとは

ストレッチ(ストレッチング)といえば、日本では学校体育や運動系の部活動で馴染みがあるので、筋肉を「伸ばす」柔軟運動であることは、ほとんどの方がなんとなくお分かりなのではないでしょうか。運動前や寝る前にストレッチを行う方のも定番ですし、ストレッチ専門店というのもよく見かけますよね。

今回改めてストレッチのことを調べてみると、アメリカのボブ・アンダーソンが1970年代に『身体の柔軟性獲得のための手法』として体系的にまとめた著作が爆発的に売れたことでストレッチというものが世の中に広まったことが分かりました。ボブ・アンダーソンの提唱したストレッチの主なポイントは、『数秒から数十秒程度、伸ばし続ける』『呼吸を止めない』『反動をつけない』といったところです。これらのポイントはヨガのポーズをとる際にも通ずるものがあります。

そうなると『ヨガ』と『ストレッチ』のちがいどこにあるのでしょうか。ヨガの沼にハマるまでのヨガおじさんには、分からなかったのですが、『ヨガ』と『ストレッチ』は、それぞれの目的にちがいがあります。『ストレッチ』の目的はひとつは先ほど上段で記しましたが「柔軟性獲得(向上)」ともうひとつは「傷害の予防」にあります。では、『ヨガ』の目的は何でしょうか。『ストレッチ』とどうちがうのでしょうか。

ヨガの目的とは

『ストレッチ』とはちがう『ヨガ』の目的とは「瞑想」することです。そうです、ヨガのあんなポーズやこんなポーズは「瞑想」することを目的としています。言い換えるとポーズを手段として「瞑想」を行うことが『ヨガ』なのです。ここで「瞑想」とは何なのか?を詳しく説明する必要があろうかと思いますが、「瞑想」を説明しだすとこれまた話が終わらなくなるので、ここでは一旦スルーします。

その上で、もう一歩進めると、

身体的アプローチで身体的課題の解決を図ろうとするのが『ストレッチ』で

身体的アプローチで心身の総合的な課題の解決を図ろうとするのが『ヨガ』と

言えるでしょう。『ヨガ』と『ストレッチ』・・・どちらに優劣があるということではありませんが、『ヨガ』の方が『ストレッチ』よりも守備範囲が広く、それこそが『ヨガ沼』にハマる要因の一つだったかもしれません。

念のためお断りしておきますが、ここでは分かりやすくするため「単純」かつ「大雑把」な考え方や表現を行っております。あくまでこれからヨガを始めようと考えている方やヨガを始めたばかりという方向けの表現ですので、「それはちょっとちがうのではないか?」という方はご容赦ください。一方、『ヨガ』と『ストレッチ』のちがいについてもっと詳しく知りたいぞ!という方やこんな説明では満足できないという方は、ヨガのウェブサイトや解説動画、書籍でさらに理解を深めることをおススメします。

⇒⇒⇒ヨガおじさんのおススメ⇒⇒⇒

・ヨガのウェブサイト『ヨガジャーナルオンライン』https://yogajournal.jp/

・書籍『瞑想ヨーガ入門』綿本 彰著

瞑想ヨーガ入門



まとめ

『ヨガ』と『ストレッチ』ちがいは、何を目的としているかがちがう。



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ヨガの太陽礼拝について

ナマステ!
ヨガおじさんです。

ヨガおじさんはヨガの魅力を広く伝えたいと考えています。今回は、これからヨガを始めようと思う方やヨガに慣れてきた方にぜひおススメしたい『太陽礼拝』について綴ってみます。

 太陽礼拝について

太陽礼拝について、聞いたことがあるけど具体的には何なのか、どうやるのかわからないという方が多いと思いますので、簡単にご紹介します。

太陽礼拝のポーズより~深い前屈~

太陽礼拝とは

ヨガの基本とも言われる「太陽礼拝」は”山のポーズ”や”下向きの犬のポーズ”などヨガの基本となる12のポーズを連続して取り、太陽への感謝と祈りを捧げる一連の動作のことを呼びます。
サンスクリット語では「スーリヤ・ナマスカーラ」(英語ではSun Salutation(サン・サルテーション))と言い、スーリヤは「太陽」をナマスカーラは「礼拝」を表します。ヨガレッスンには「パワーヨガ」や「フロー」と呼ばれるジャンルがありますが、これらの大元になっているのが「太陽礼拝」と言えます。
「感謝と祈りを捧げる」ことから分かるように、太陽礼拝はただのエクササイズではありません。カラダを動かしながら、自分の内側に目を向けて、ココロにも効能を作用させる働きがあり、その味わいは奥深いものです。
ぜひ一人でも多くの方に「太陽礼拝」の良さを知ってもらい、実践してもらいたいと願ってやみません。

連続した12のポーズ

12ものポーズを連続して行うと聞くと『なんだか覚えるの難しそう』という印象ですが、12のポーズの中には”山のポーズ”=気をつけ、”両手を上に挙げるポーズ”=バンザイなど簡単なものが多いですし、1番目のポーズから12番目のポーズまで1巡がざっと1分で終わります。ラジオ体操を覚えるよりも簡単かもしれません(太陽礼拝の具体的なやり方は動画投稿サイトで、わかりやすい解説動画がたくさんアップされていますので、「太陽礼拝」で検索してみてください)。
簡単なポーズが多いとは言いましたが、腕立伏せのような体力の必要な動作や立ったまま床に手がつくような柔軟性も求められます。そのいった場合は軽減法(やりやすくする方法)を選択することができます。その点も併せて解説されている動画がありますので、現時点でのご自身に合ったやり方を探してみてください。
通常は12のポーズ1巡を3回から5回繰り返します。繰り返すことで、1回目よりも2回目、2回目よりも3回目の方が柔軟性が高まってくるのが分かったり、呼吸のしやすさが変わってきたりします。
初めはポーズや順番をこなして、3回、4回、5回と繰り返すのが精一杯ですが、慣れてくると単純な反復動作になってきます。そうなると、反復動作を繰り返すことで生まれる”ハイ”な感覚(最近の言い方だと”ゾーンに入る”)も得られるかもしれません。それと相反しますが、ココロが凪いで、アタマが整理されやすくなることも期待できます(個人差・状況差あります)。ココロが凪いで、アタマが整理と独特な言い方をしてしまいましたが、これはマインドリセットと言い換えても良いと思います。
「太陽礼拝」を5回繰り返すのに必要な時間は5分くらいです。わずか5分という短時間でマインドリセットができるのは非常に効率の良い手法ではないでしょうか。
また、調子が良ければ、6回、7回と繰り返してみてください。ただ、やたらに回数を増やせばよいということではありません。惰性で回数をこなしたり、回数を義務とすることは必要ありません。気持ちいいなと思ったら続ける、キツイ・気が散るような場合は無理せずやめる。ココロの声を聞いてあげて下さい。

呼吸についても意識を向ける

ポーズと動きを覚えながら、呼吸についても意識しましょう。ポーズを連続させるだけでなく呼吸について意識することでより集中できるようになります。
ヨガの呼吸法はいくつかあるのですが、初めは、”呼吸法”という難しそうなことは脇にい置いて「ゆっくり深く鼻から吸って、ゆっくり長く鼻から吐く」ことを意識することから始めましょう。
私もそうでしたが、多くの方にとってゆっくり呼吸することは難しいかもしれません。日常生活でゆっくり呼吸する場面が少ないので、ゆっくり、深く、長く呼吸するためのカラダの機能(”呼吸筋”なんて言葉もよく耳にしますよね)も衰えがちです。慣れてくると「呼吸を味わう」ような感覚が芽生えてきます。そうするといろいろな呼吸法にも興味が出てきて新しい学びに結びつきます。
太陽礼拝を行うときは「ウジャイ呼吸法」おススメですが、こちらについてはおいおいご紹介していくことにします。

太陽礼拝をすると何が良いの?

あくまで私見ですが、次のような短期的効用と長期的効用が期待できます。

 【短期的効用】
   ・アタマがすっきりと冴える
   ・ココロが落ち着く
   ・深い呼吸をすることで心身をリラックスさせられる
   ・肩こりなどの愁訴軽減
   ・活力が湧いてくる
 【長期的効用】
   ・ココロが整う(ゾーンに入ることができる)
   ・体力や柔軟性の向上
   ・呼吸機能の向上
   ・ストレス軽減による生活習慣の改善
   ・背筋が伸びて姿勢が良くなるなど見た目の改善

太陽礼拝はいつやるべき?

基本的には、朝食前に行います。ヨガ全般に言えることですが、食後2~3時間はヨガを避けるべき時間帯です。内臓に刺激を与えるポーズが多いことなどが理由に挙げられますが、特に「太陽礼拝」では立位前屈をしたり、手をついて下向きになったりするので、食後に行うには不向きですし、1日の活力を生み出すためには朝の、朝食前が良いでしょう。
ただ、朝は何かと忙しい方が多いと思いますので、昼休みに昼食を摂る前や寝る前など時間帯は生活リズムに合わせて調整しても構わないでしょう。まずは生活の取り入れやすい方法で「太陽礼拝」を続けてみてはどうでしょうか。

週何回やれば良いの?

初めのうちは週2回くらいでいいでしょう。なんでもそうですが、初めから張り切ると長続きしない原因になってしまいます。『週○回やるぞ!』と意気込むのではなく、週2回くらいから始めてゆっくり回数を増やしていくことが望ましいでしょう。目標を追いかけるあまり短期間で飽きてしまうのはもったいないです。細く(低頻度)て構いませんのでできるだけ長く続けることが「太陽礼拝」の良さをわかるコツでもあります。
「太陽礼拝」をすることにカラダやココロが慣れて来たら自然ともっと「太陽礼拝」をしたくなってくるはずです。そうなったらチャンスです。徐々に回数を増やしていってより深く「太陽礼拝」を味わってください。
「太陽礼拝」を毎日やりたくなるころには、体力やポーズに対して十分にカラダが慣れてきていると思われますので、体力や生活状況へ負担がないようなら、毎日やっても構いません。ここは積極的に休養日を設けるべきとする筋トレとは異なるところです。

太陽礼拝のポーズ~下向きの犬のポーズ~

太陽礼拝をするには何が必要なの?

「太陽礼拝」を始めるにあたって必要なものは

 ・畳1枚分の平らな床(自宅や公園などでも)
 ・動きやすい服装(ジャージでOK)
 ・ヨガマット(大きめのバスタオル等でも)
の3点です。
また、あれば便利なものとしては
 ・ポーズの順番を一目で確認できるもの
  (ネットからダウンロードできます)
 ・発泡ウレタンのブロックや厚めの本や辞書
  (ポーズの軽減法に使えるもの)
 ・動画撮影機材
  (スマホでOK!動きや姿勢の確認、定期撮影することで上達具合がわかる)
の3点です。これらはあくまであれば便利ということですので、始めてから必要に応じて追加を検討してみてください。

太陽礼拝を習えるところはあるの?

「太陽礼拝」はヨガの一部ですので、ヨガスタジオでプログラムの中に組み込まれていることは多いのですが、「太陽礼拝」のみに特化してレッスンするプログラムは少数派です。ただ、オンラインレッスンの広がりもあり、探せば「太陽礼拝」だけを習えるプログラムも見つかるかもしれません。「太陽礼拝」は一種の型ですし、解説動画もたくさんありますので独学でも身に付けることは不可能ではありませんが、長年運動から離れていてカラダを動かすことに不安がある方や柔軟性に自信がないという方は、個人レッスンを検討してみても良いでしょう。近年は、ヨガの個人レッスンもオンラインを中心に受けやすい環境になっています。医師から運動について制限を受けている方は言うまでもなく、「太陽礼拝」を始める前に医師に十分に相談した上で行ってください。

まとめ

「太陽礼拝」は手軽にできるものですが、数多くのものを得ることができます。ただし、ヨガ全般の認知度が上がっているにも関わらず「太陽礼拝」はあまり注目されていないような気がします。始めるにあたってはいろいろと知っておいた方がより深く「太陽礼拝」を味わえるということで、今回の記事にしてみました。伝えたいことはまだまだあるので、今後も記事にしていくつもりですので、宜しくお願い致します。この記事を通して一人でも「太陽礼拝」の実践者が増えることを願っております。



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2022年5月9日月曜日

ヨガ的に正しい「椅子での座り方」

 ナマステ!

ヨガを始めてから、正しく椅子に座れるようになったヨガおじさんです。唐突ですが、みなさんは正しく椅子に座れていますか?

椅子での正しい座り方

正しい座り方とは下のイラストのように下半身は「腰」「膝」「足首」それぞれが横から見て90度になっているような座り方です。これが自分の体重を支えるポイントになっています。また、上半身は猫背や反り腰にならないように上方向一直線に、背中は背もたれに触れません。これがカラダに無理のない正しい座り方です。そう言えば、小学校では席にこの姿勢で座るように何度も教わったことを思い出します。



正しい座り方

正しくない座り方

反対に、正しくない座り方はいうと

正しくない座り方

正しい座り方とは異なり、横から見た「腰」「膝」「足首」が90度以上になってしまい、各関節で自分の体重を支え切れないので、体重を逃がすために背もたれにカラダを預けてしまっています。この座り方は、楽は楽なのですが、実はカラダに負担がかかりますし、ずっと続けていると普段の姿勢も悪くなってしまいます。また、自分の体重を支えるときに使う筋肉を使わないので、やがて衰えてしまいます。また、見た目も良くないですしやマナーの面からあまり好ましいとはされていませんよね。
このように望ましからざる正しくない座り方ですが、残念ながらカフェや電車で座っている人を見ると多くの方がこの「正しくない座り方」で座っています。

エラソーに言ってるヨガおじさんも、、冒頭にあるように、ヨガを始めるまでは正しい座り方ができていませんでした。そもそも「正しい座り方」という認識すら怪しかったものです。でもヨガを始めてから、カラダの使い方が分かってくるといかに自分の座り方が正しくなかったかを理解することができました。同時にどうやれば正しく座れるかを手探りで学び始めました。

どうやれば正しく座れる?

ここまで読んで今から自分も正しく座れるようにしたいと思った方もいらっしゃることでしょう。でも正しく座るってどういうこと?という方のためにヨガおじさんが気を付けている「正しい座り方」をお伝えします。
ポイントは、前述のように

 ①「腰」「膝」「足首」が90度になるように
 ②背筋はまっすく背もたれを使わない

です。
ポイントだけをお伝えすると簡単なようですが、「腰」を90度にして座るのが実は難しい!のです。「腰」を90度にするというのは、別の言い方では骨盤を立てる坐骨を座面に突き刺すという表現になるかと思われますが、ヨガおじさんはヨガを始めた当初、この感覚がよくわかりませんでしたし、できていませんでした。でも、ヨガの練習を進めると骨盤を立てる坐骨を座面に突き刺すというのが感覚としてわかるようなってきましたし、実践できるようになりました。
骨盤を立てる坐骨を座面に突き刺すは同じことを表していますが、ヨガおじさんとしては「骨盤を立てる」ことを意識するとどうしても反り腰(出っ尻)になりやすいのではと思っています。ですので、おススメは「坐骨を座面に突き刺す」感覚で椅子に座る方です。
ところで、坐骨って聞いたことあるけど具体的にはどこの骨?となりませんか。坐骨は骨盤を形成する骨の一部で背中側下部に位置します・・・・・・・。

アイマスクのように見えるのが坐骨


わかりにくいので次の要領で坐骨を感じてみましょう。
 ①柔らかすぎない座面の椅子に座る
 ②お尻と座面の間に左右の手(手のひらは上向き)をそれぞれ入れる
 ③お尻を前後に揺する
 ⇒ゴリゴリと手のひらに当たるのが坐骨

坐骨がわかったところで、正しい座り方を確認していきましょう。
 ①坐骨を座面に突き刺すようにし、上半身の体重を支える
 ②両脚は両膝の間にこぶしひとつ分が入るくらいに広げる
 ③膝と足首を90度になるように整え、足の裏全体で下半身の体重を支える
 ④背もたれは使わない
 ⑤良い姿勢を意識しすぎるあまり、腰を反ったり、胸を張ったりしない

この座り方が身につくと、カラダへの負担が少なく長時間すわることができるようになります。ただし、慣れないうちは数分ですら苦痛ですし、慣れてもずっと同じ態勢を取り続けることがそもそも人間は不得意ですので、適度に背もたれを使うなどして無理しないように気を付けましょう。

正しく座れているかどうかを判定する
初めのうちは正しく座れているかどうか自分では分かりにくいものです。そこで、正しく座れているかどうかを判定する方法をここで見ておきましょう。
必要なものとして座面に低反発のクッションがついた椅子を用意します。自宅になければ、コンビニのイートインや駅の待合椅子などで見つかる場合があります。指で押すとこんな感じに反発する素材のクッションが最適です。

判定しやすい座面の素材



正しく座れていると1分ほどで、次の画像のように椅子に坐骨の跡(凹み)がつきます。

2個の丸い凹みが坐骨の跡

坐骨を突き刺して座っていないと、10分、20分と座っても画像のような凹みができません。


まとめ
正しく座ることは簡単ではありませんが、今日から意識して座ってみましょう。コツが掴めるまでは、短時間で構いませんので、坐骨を突き刺すことからやってみてください。





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2022年5月8日日曜日

ヨガおじさんのおススメ「ヨガ」本

ナマステ!

ヨガおじさんは基本的に独学・自宅でヨガを練習しています。なので、ヨガおじさんのヨガの先生は各種動画サイトのヨガ系チャンネルとヨガに関する本や雑誌です。今回はヨガおじさんのおススメのポーズ習得のために参考にした「ヨガ」本2冊をご紹介します。


『すぐひけるヨガポーズパーフェクトバイブル』Makoto著(ナツメ社)

すぐひけるヨガポーズパーフェクトバイブル

ヨガを始めたころ、この本には本当にお世話になりました。ヨガ初心者に向けた基本情報(呼吸法や各関節の動きや特徴など)がわかりやすく網羅されていること、100以上のポーズ(アーサナ)が3テップから4ステップで進められるように分かりやすく画像で説明されています。また、ポーズのポイントが注釈としてふんだんに図示されているのもわかりやすさを高めています。

この本ではポーズの難易度を3段階の星で表しており、高難易度の3つ星のポーズができるようになるたびに素朴に喜んでいたことを思い出します。ポーズの完成にたどり着かない場合でも難易度を低くした「軽減」ポーズが示されている点もこの本のおススメポイントです。「カラダが硬くて・・・」と柔軟性に自信のない方はこの軽減ポーズの解説によりヨガの練習がしやすくなるはず。

ヨガおじさんは1年くらいこの本に頼って練習を続けました。おかげさまで載っているポーズのほとんどができるようになったので、もうすこし難易度の高いポーズの解説書を求めて出会ったのが、次の『ヨーガバイブル』です。



『ヨーガバイブル』クリスティーナ・ブラウン著(ガイアブックス)

ヨーガバイブル

この『ヨーガバイブル』は何度読み返したか分かりません。はじめは書店でパラパラとみて、難易度の高いポーズが載っているポーズ集くらいの気持ちで購入しましたが、ただのポーズ集にとどまらず、ヨガへの向き合い方やのヨガ哲学の解説も盛り込まれているまさに「バイブル」な一冊でした。

冒頭部分を引用すると『ヨーガを学ぶというのは、本来の自分に帰ることです』と書かれています。続いて、ヨガの歴史や目的についてが25ページまで述べられています。ポーズ集目的で購入したヨガおじさんは、初めは読み飛ばして、ポーズの載っているページばかりを見ていました。ところがヨガの練習をしていくうちにだんだんとポーズの載っているページ以外の部分も面白く思えてきて、ついには赤線を引いてなんども読み返すようになりました。

ポーズのページ、ポーズ以外のページ・・・をなんどもあっちに行ったり、こっちに戻ったりとまさに「バイブル」として役立ちました。今でも折に触れ何度も見返しています。

もちろん、ヨガの練習を進めるためのポーズ集としても大変役立ちました。一冊目に紹介した「すぐひけるヨガポーズパーフェクトバイブル」とは違ったアプローチの解説がなされており、ポーズに至る前の「予備ポーズ」や反対の動きをする「逆ポーズ」などが興味深い内容になっています。

この本ではポーズの難易度は細かく記されていませんが、基礎ポーズには▲マークが表記されています。ただし、『えっ?こんな難しいポーズが基礎ポーズに分類されているの』と驚くものもあるかもしれませんが、ヨガを始めてもっと練習したい、もっとヨガのことを深く知りたいという方にぜひ手に取っていただきたい一冊です。




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2022年5月5日木曜日

中年おじさんの見極め~片足立ちで靴下履けますか?

 ナマステ!

突然ですが、片足立ちで靴下履けますか?

アラフォーやアラフィフになると体力そのものの衰えとともに若いころに何げなくやっていた動作ができなくなっていたり、難しくなってきたりします。今日は「片足立ちで靴下履けるかどうか」試してみませんか。

ヨガおじさんも全く意識することがなかったのですが、思い起こせばいつのころからかプールやサウナから出て着替えるとき、必ず椅子に座って靴下を履くようになっていました。ところが、ヨガを始めるといつのまにか片足立ちで靴下を履けるように変わっていたのです。ヨガには片脚でバランスをとるポーズがたくさんあるのですが、「片足立ちで靴下を履くポーズ」というようなものはもちろんありません。恐るべしヨガの効能。


片足立ちで靴下履けて何がいいの?

でも、片足立ちで靴下を履けて何がいいのでしょうか?あまりメリットはありません。フツーに日常生活では、片足立ちで靴下を履かねばならない状況はあまりないでしょう。ただし、片足立ちで靴下を履けるかどうかは、脚力とバランス能力のわかりやすいバロメーターになっています。ふらつかずに両側とも履ければ問題なしですが、ふらついたり、片側しか靴下を履けないようなら、衰えの兆候「おじさんのはじまり」と思われます。両側とも靴下を履けない方は、「おじさん」化しているかもしれません。「おじさん」化を食い止めるため、今後のQOLのために何か対策をすることをおススメします。


対策はどうすれば良い?

対策って何をすればよいのか・・・。ヨガおじさんの答えはシンプルに

『ヨガを始めましょう』

です。

ヨガの効能を過信するわけではありませんが、ヨガを続けていくと、衰えてできなくなった運動動作、例えば「片足立ちで靴下を履く」「足を揃えてしゃがむ」「背中側で合掌する」などなどが自然とできるようになってきます。もちろん個人差や例外はありますし、ヨガでなくても何らかの運動をすることで同じ効能を得ることは可能ですので、お好みに合わせていろいろなアプローチを試してみてください。

ヨガでアプローチする場合は、「戦士のポーズ2」や「木のポーズ」などから始めるのがおススメです。「戦士のポーズ2」は脚力を、「木のポーズ」はバランス能力を高めてくれます。

戦士のポーズ2

片足立ちで靴下を履く動作を直接練習する必要はありません。ヨガを続けているうちに気が付けばいつのまにかできるようになっているはずです。知らないうちにできなくなっていた運動動作を取り戻せる。それがヨガの偉大さのひとつです。


まとめ

片足立ちで靴下を履けなくなった中年おじさんは、今後のQOLのために、失った運動動作を取り戻しましょう。アプローチはいろいろありますが、ヨガおじさんのおススメはもちろんヨガです。



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2022年5月4日水曜日

ヨガおじさんの好きなポーズ

ナマステ!

ヨガに慣れると好きなポーズ、苦手なポーズができてきます。

ここではヨガおじさんの好きなポーズを見ていきましょう。ヨガおじさんの好きなポーズ3選


・まずは『下向きの犬のポーズ』

下向きの犬のポーズ


『ダウンドッグ』という呼び方もよく聞きます。

このポーズの魅力は

  ①比較的簡単(前屈が苦手な方には簡単・・・ではないかも)

  ②呼吸に意識を向けやすいので呼吸を深めやすい

  ③ポーズを取りやすくするための軽減法が豊富である

   (かかとを上げる、膝を曲げるなど)

『下向きの犬のポーズ』の魅力は尽きないのですが、ヨガおじさんの好きなところで代表的なところを挙げてみました。どうしてもヨガの時間が取れなくて、ひとつだけポーズを!となる場合『下向きの犬のポーズ』を迷うことなく選択します。


・次に『極楽鳥のポーズ』

極楽鳥のポーズ

柔軟性とバランスの両方が求めらるため集中力が研ぎ澄まされます。しかも、ポーズの意識を向ける側と反対側に目線を送ることで、さらに高い集中力と自分を客観視する力が求められます。

ヨガおじさんのレベルでは、調子の悪い日(ヨガに集中できない日)にこのポーズを取るとグラグラになるので、調子バロメーターの役割を果たすポーズでもあります。


・最後に『頭立ちのポーズ』

頭立ちのポーズ

「ヨガの王様のポーズ」とも呼ばれ、英語でシンプルに『ヘッドスタンド』という言い方もポピュラーです。

一見難しそうに見えますが、ヨガおじさんは1カ月程度の練習でできるようになりました。出来るようになってしまえば、5分、10分、15分と気持ちよく続けられる安定したポーズなのが『ヘッドスタンド』の魅力のひとつです。他にも血流が良くなるため頭がすっきりすることやなんだか自信ややる気が湧いてくることも『頭立ちのポーズ』の魅力です。

なお、ポーズ後は血流が良くなるため、耳に血液が流れる音がします(貝殻を耳に当てると聞こえるような気がする波?の音に似ています)。

このポーズは首への負担が大きいので、できればきちんとした指導者について学ぶこと(教えてくれるヨガ教室は少数派です)を特におススメします。持病や既往歴で医師への確認が必要な方は必ず医師へ相談してから行ってください。


まとめ

ヨガおじさんの好きなポーズ3選

『下を向いた犬のポーズ』

『極楽鳥のポーズ』

『頭立ちのポーズ』




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2022年5月3日火曜日

カラダが硬いからヨガできない!?

ナマステ!!

ヨガおじさんがヨガをやっていることを伝えるとよくある反応が『ヨガやってみたいけど、カラダが硬いから無理っ!』です。

これは大きな誤解です。カラダが硬くてもヨガできます。むしろカラダが硬い人こそヨガをやるべきと大きな声でヨガおじさんは伝えたいと切に考えています。

ヨガというとどうしても人間離れした柔軟性が求められるポーズが頭に浮かぶので『カラダ硬いから無理っ』となるのかと思いますが、極端な柔軟性が求められるのはごく一部のポーズでですし、山のポーズにようにポーズによってはほとんど柔軟性を求められないものもあります。

両腕を挙げた山のポーズ


ヨガに限らず何であれ、何かを習得するのには、初めのうちは簡単なものから取り組んでいって、だんだんと難しいものに挑戦していく道筋が一般的です。ヨガもまさにその通りで、簡単なポーズから始められるようになっています。またヨガを続けるうちに柔軟性が高まり、ヨガを始めた当初はできなかったポーズができるようになってきます。こう考えてみると「カラダ硬い=ヨガ無理っ」というのは「楽譜が読めない=ピアノ習えない」という図式のように見えます。「楽譜が読めない・・・だからピアノを習う(楽譜の読み方も含めて)」ということで考えれば、「カラダが硬い・・・だからヨガを始める(柔軟性高まる)」とすっきりするのはでないでしょうか。

ヨガを始めた当初のヨガおじさんは前屈に関しては比較的柔軟性が高い方(立ったまま床にべったり手がつく)でしたが、その他の動作や部位に関しては柔軟性が不足しているところも多々ありました。

例を挙げると、肩関節が硬くて、背中の後ろで手をつなぐ、股関節が硬くて座禅の座り方(ヨガでは蓮華座と呼びます)ができない、太もも前面の筋肉が硬くて正座ができない、などなど。

蓮華座(両方の足を太ももの上に乗せる座り方)


どれも子供のころは苦もなく自然にできていましたが、おじさんになってから、いざやってみるとカラダが錆びついて全くできなくなっていました。でもヨガを続けるうちに錆は落ちていきました。ヨガの偉大さを実感します。また、子供のころは出来たのに・・・というだけにとどまらず、子供のころは出来なかったけど、おじさんになって始めたヨガでできるようになったポーズもあります。

前後開脚のポーズ


前後開脚のポーズは子供のころは出来ませんでしたが、おじさんになってからできるようになりました。

『硬いカラダをなんとかしたい』、『子供のころにできたポーズや動作をできるようになりたい』といった方こそ、ヨガを始めてみましょう。

ただし、世間のイメージよりもヨガにはケガの危険性がありますので、くれぐれもカラダに無理のないように慎重に進めてください。



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久しぶりの投稿です!アパリグラハについて

 ナマステ! ヨガおじさんです。  ブログの細かい操作方法を思い出せないくらい放置した半年ぶりくらいに綴ります。 ブログを休んでいた間の少し前の話でもありますが、ご愛嬌ということで。 ヨガおじさんは細々ながら献血をライフワークにしており、この度、献血回数 50回 に到達しました。...