ナマステ!
ヨガおじさんです。
最近、よく耳にするマインドフルネス。
興味ありませんか?
言葉はよく聞くものの・・・「マインドフルネスってこうだ!」と説明できる人は少ないのではないでしょうか。ヨガおじさんもそうです。
マインドフルネスのことを良く知りたくて、本を読んでみました。
『サーチ・インサイド・ユアセルフ』チャディー・メン・タン著(英治出版)
2022年5月現在、文庫版は出ていないようです |
『世界一幸せな人はどんなふうに見えるだろう?』という書き出しから始まる同書は、Google社でマインドフルネスをベースにした情動的知能を高める研修プログラム「サーチ・インサイド・ユアセルフ」を開発したマインドフルネス普及の立役者によって非常に丁寧にわかりやすく書かれています。
わかりやすいのですが、丁寧に書かれているがゆえ、350ページを超すボリュームになっているので、一度読んだだけでは全然消化できませんでした。今でも折に触れ、何度も読み返すようにしている愛読書の一つです。
で、マインドフルネスって何?かを説明できるようになったかというと・・・
ヨガおじさんの理解は物凄く怪しいのですが、ものすごく雑に言うと、マインドフルネスはイコール瞑想です。瞑想するため、もしくは瞑想を深めるためのアプローチのひとつ。
ヨガや座禅とゴールは同じです。大きな違いがあるとすれば『サーチ・インサイド・ユアセルフ』を読む限り、ヨガが瞑想に対して、実践的アプローチに重きを置いているのに対して、マインドフルネスは脳生理学などの科学的アプローチに重きを置いている点でしょうか。
たとえば、瞑想をする時、または瞑想を習慣的に行った場合に起こる、脳の電気的変化や器質的変化などの研究や知見が「サーチ・インサイド・ユアセルフ」のプログラム開発に大きく寄与しているようです。
堅苦しい研究の話だけでなく、マインドフルネス瞑想を実践する方法についても紹介がされています。「①呼吸をたどる」⇒「②気が散る」⇒「③再び注意を集中する」⇒「①呼吸をたどる」⇒「②気が散る」⇒「③再び注意を集中する」⇒以下、①②③を繰り返す。これがマインドフルネス瞑想のプロセスモデルとして紹介されています。
もちろんこれだけでは、初心者にピアノを弾く方法を「①ピアノのふたを開ける」⇒「②楽譜を読む」⇒「③鍵盤を押さえる」と説明するようなもので、到底、瞑想ができるわけではありません。
きちんとサポートとして、姿勢や呼吸、具体的な練習方法についても紹介されていますので、マインドフルネス瞑想に興味をお持ちの方はぜひ参考にしてほしい一冊です。
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